初音ミクにMIDIファイルをインポートする方法

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こんにちは、NAGAです。

今回は、初音ミクにMIDIファイルをインポートする方法を解説します。
あらかじめピアノ音源で作成したMIDIファイルをPiaproStudioに取り込んで行きます。

MIDIファイルをインポートすることで、簡単に初音ミクを歌わせることができると思います。

それでは、行きましょう。

初音ミクにMIDIファイルをインポートする手順

StudioOne3を使って説明します。

MIDIファイルの出力

MIDIトラックのリージョンを右クリックして「イベント > 選択をエクスポート」をクリック。

ファイルの種類「MIDIファイル(*.mid)」を選んで「保存」をクリック。

MIDIファイルをインポート

PiaproStudio用のトラックを用意します。

PiaproStudioを開いて「ファイル > 読み込み > MIDIファイル」をクリック。

出力したMIDIファイルを選択して「開く」をクリックします。

PiaproStudioにMIDIファイルをインポートできました。

MIDIファイル名が文字化けする場合

MIDIファイル名に日本語が含まれていると、「?」で表示されてしまうので手入力で直します。

「MIDI????」部分をダブルクリックして変更します。
トラック名を変更するとリージョンの方も自動で変更されます。

テンポ用MIDIファイルをインポート

テンポ用MIDIファイルをインポートする理由

リージョンのインポートだけですと、StudioOne3とPiaproStudioのテンポがズレたままになってしまいます。

StudioOne3側

PiaproStudio側

テンポ用MIDIファイルの出力

StudioOne3で「ファイル > 別名で保存」をクリック。

ファイルの種類「MIDIファイル(.mid;.midi)」を選んで「保存」をクリック。

「MIDIファイル フォーマットを使用」ボタンをクリック。

テンポ用MIDIファイルをインポート

PiaproStudioを開いて「ファイル > 読み込み > 拍子とテンポ」をクリック。

先ほど出力したテンポ用MIDIファイルを選択して「開く」をクリックします。

PiaproStudioにMIDIファイルをインポートできました。

※もし、この時点でうまくテンポが反映されていない場合は、StudioOne3を立ち上げ直すと反映されます。

キーボード入力すると早くMIDI入力が可能になります

MIDIをキーボードでリアルタイム入力する方が、マウス入力と比べて早く入力ができてニュアンスを表現しやすく、音感がなくても感覚でキーボード入力できます。

リアルタイム入力だと間違えたらやり直したい心理に駆られますが、MIDIデータは後から修正可能なのでどんどん入力しましょう。

始めはピアノ音源でMIDIファイルを作成して、その後初音ミクに取り込みます。

ピアノ初心者はICレコーダーで録音が便利

私の場合ですが、ギター、ベースなどの弦楽器がメインなのでキーボードはあまり得意ではありません。
しかも、絶対音感はないので音を探すのにとても苦労します。

ですので、メロディを作るときはICレコーダーに録音してからMIDI変換しています。

録音した音声をStudioOne3で取り込んで、MelodyneでMIDI検出→MIDI変換します。
やり方は次の記事を参考にしてください。
Melodyneを使ってオーディオファイルをMIDIに変換する方法

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は、初音ミクにMIDIファイルをインポートする方法を解説しました。

この方法であれば、簡単に初音ミクを歌わせることができますので、創作に注力できるのではないでしょうか?

それでは、以上です。