【Java入門】JavaをWindows環境変数に設定する方法

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前回の「【第1回】Java(JDK)のインストール手順」に引き続き、
今回はWindows10にJavaの環境変数を設定します。

JavaをWindows環境で動かすには、Windows環境変数を編集するのは必須ですので、頑張って設定しましょう。

「Javaの学習を始める準備」として第3回に分けて解説しています。

【第1回】~【第3回】を読んでもらうことで、Java開発環境が作ることができますので、Javaの学習をすぐに始められます。

ぜひ、第3回までお付き合いください。

それでは行きましょう!

Windows10環境変数を設定する画面を開く

環境変数を編集する画面を開きます。

何通りか開く方法はありますが、
Windowsスタートボタンを押した直後に「かんき」と打って、
「環境変数を編集」を選択します。

環境変数の編集画面が開けました。(ほぼモザイクかかってますが・・・)

環境変数を設定する

「JAVA_HOME、Path」を設定していきます。

「JAVA_HOME」を設定

まず、JAVA_HOMEを指定します。
JAVA_HOMEは、Javaを利用するアプリケーションがJavaがどこにあるかを示すために指定します。

エクスプローラーを開いて、前回の記事でJDKをインストールしたパスをコピーします。

環境変数の編集画面にて、ユーザー環境変数の「新規」ボタンをクリックします。

「新しいユーザー変数」子画面が開きますので、
変数名に「JAVA_HOME」を、変数値に「C:\Java\jdk-15.0.2」を入力してOKボタンをクリックします。

すると、環境変数に「JAVA_HOME」が追加されます。

「Path」を設定

続いて、同じ環境変数画面で「Path」の編集をします。

この設定をしないとJavaのコンパイルが実行できませんので設定しましょう。

まず、ユーザー環境変数の「編集」ボタンをクリックします。

「環境変数の編集」画面がポップアップしますので、「新規」ボタンをクリックします。

新しく入力行が出てきますので、
「C:\Java\jdk-15.0.2\bin」を入力して「OK」ボタンをクリックします。

環境変数の確認

先ほど設定した「JAVA_HOME、Path」が反映されているか確認します。

Windowsコマンドプロンプトを開く

まずはWindowsコマンドプロンプトを開きましょう。

Windowsスタートメニューをクリックした直後に「cmd」と打って、
「コマンド プロンプト」を選択します。

「JAVA_HOME」の確認

「set JAVA_HOME」と入力してEnterキーを押してください。

「JAVA_HOME=C:\Java\jdk-15.0.2」のように、環境変数の編集で設定したパスが表示されればOKです。

「Path」の確認

「javac -version」と入力してEnterキーを押してください。

「javac 15.0.2」のように、環境変数の編集でPathに追加した内容が表示されればOKです。

Eclipseのインストール手順へ進みましょう

JDKのインストール、Windows環境変数の設定までできれば、Java自体のインストールは完了です。

ですが、このままでは開発しにくいので、Eclipseを使用します。
Eclipseは、Javaの開発環境として、多くの現場で使われている統合開発環境(IDE)です。

統合開発環境は、コンパイルやデバッグ、ローカルサーバー環境を立てたりできる「リッチなエディタ」です。

次回、解説します。
【第3回】EclipseをWindows10にインストールする方法