こんにちは、NAGAです。
StevenSlateDrums4(SSD4)をLogcProXのDrummerにマッピングしてみましたので、この記事に載せておきます。
すぐに使いたい方は「SSD4_to_logicx.zip」をダウンロードして設定ください。
私はメイン楽器がベースなもので、ドラムはあまり詳しくないのです。
そのため、ドラムのトラックを作るときは7割くらいをDrummerで自動作成してしまいます。
今回は、Macを使った記事を書いていますが、WindowsでSSD4プラグインを使っている方でもSSD4マッピングファイルの設定方法は同じですので、良かったら見て行ってください。
それでは、行きましょう。
目次
SSD4マッピングファイルのダウンロードと設定
SSD4マッピングファイルをダウンロード
Logic Pro X Drummer向けのSSD4マッピングファイルを作成しましたので、次のリンクからダウンロードして使用してください。
SSD4_to_logicx.zip
SSD4マッピングファイルの設定
※DAWは、Logic Pro XでなくてもSteven Slate Drums 4プラグインが入っていれば何でもOKです。
Logic Pro Xを開いてインストールメントにSSD4プラグインを設定します。
SSD4左メニューの「Map Converter」ボタンをクリックします。
SSD4左メニュー下の「Load Convertion」ボタンをクリックします。
ダウンロードした「SSD4_to_logicx.iom」を選択して「開く」ボタンをクリックします。
上の部分が「Convertion: SSD4_to_logicx」になっていればOKです。
Use Mappingの設定
「Construct Kit」「View Kit」を選択した状態で「Use Mapping:」を「from Map Converter」に切り替えます。
「from Map Converter」に切り替えて置かないと、ドラムキットを変更する度にMappingが戻ってしまいます ので、必ず設定しておきましょう。
次のように「from Map Conveter」に変更します。
SSD4をマッピングする理由
Drummerの音源をSSD4に変更してもDrummerに割り当てられているドラム音源が違っているので、無音部分があったり、意図しない音が出ている状態です。
せっかくSSD4でバンドサウンドに合わせたドラム音源にしているので、Drummerドラムセットをフルに活用できる様にします。
Drummerは小さく細かい音(ゴーストノート)でノリを出しているので、この音を無音にするのはもったいないです。
SSD4をDrummerに叩かせるメリット
ドラムがメイン楽器ではない人が、Logic Pro XのDrummerを使って色んなパターンのリズムを出せるのは、とてもメリットがあります。
Logic Pro Xに元々入っているドラム音源でも十分ですが、SSD4をDrummerに指定することで、
自分好みのDrummerスタイルができ上がってくるでしょう。
例えば、SSD4のドラムキットで「Green」があるのですが、これはGreenDayのドラムを再現した音源です。
Category「09 SSD Classic」は海外バンドのドラム音源が収録されています。
この音源にR&D系のDrummerを割り当てることで、次の様なドラム音を出すことができます。
いかがでしょうか?
ゴーストノートをたくさん使ってるGreenDay音源のトラックができ上がりました。
このような新たなリズムを作って行くことで、新しい作曲ができるのではないでしょうか?
マッピングファイルを1から作成する方法
今回、私が作成したmappingファイルは、4時間位かけてある程度Drummerで音が出るようにしましたが、すべてのDrummer(人)で試した訳ではないです。
もし、音が違っていたら、私がSSD4マッピングファイルを作成した手順を次に残しておきますので、自分で設定してみてください。
他のドラム音源にマッピング機能があるかは分からないですが、調べ方は同じかと思います。
Logic Pro XでDrummerトラックと、MIDIトラックの2つを作成
こんな感じでDrummerトラック、MIDIトラックを作成。
画面上部の「i」アイコンをクリックして、MIDIトラックにSSD4プラグイン(SSDSampler)を設定しておきます。
Drummerトラックのパターンを作成します。(今回は、R&BドラマーのBennyを使用します)
画面上部の「ライブラリ」アイコンをクリックして、R&B「Benny – Modern Motown」の「Crossover」を選択します。
Drummerトラックで作成したリージョン(波形)をコピー(cmd + c)して、MIDIトラックをにペースト(cmd + v)します。
MIDIトラックにペースト後は、次のようにMIDI変換されます。
このMIDIトラックのMIDI編集画面で、1つ1つの音をクリックして、音が違っていないか、無音部分がないか確認します。
四角がある部分のピアノ鍵盤をクリックして音を確認。
もし、無音があったり、音が違っていればSSD4画面の「Map Converter」で変更します。
例えば、リムショットがE1に割当たっていて、DrummerのリムショットがB1だった場合は次の操作を行います。
「E1 SSD 4.Snare Green SSD-Snare Rimshot」をドラッグして「B1」へドロップする。
ある程度、割当たったところでSSD4マッピングファイルをsaveします。
「Save Conversion」ボタンをクリックします。
まとめ
今回は、StevenSlateDrums4をLogic Pro XのDrummerにマッピングする方法について書きました。
自分好みのバンドサウンドが見つかるのに役立てていただければ幸いです。
SSD4以外のドラム音源にも、このマッピングの調べ方は通用するかと思いますので、
もし音が違っていたら、この記事の手順で設定してみてください。
ちなみにBFDは標準で「SSD4_to_BFD.iom」ファイルがあります。
色んな組み合わせのドラム音源、パターンを利用することで、インスピレーションを働かせて新たな作曲・アレンジしていきましょう。
それでは、以上です。