PHP開発をする上で欠かせないエディタをインストールします。
最近はVisual Studio CodeというMicresoft製のエディタが標準となりつつありますので、今回はVisual Studio Codeのインストール方法について解説します。
目次
Visual Studio Codeとは
Visual Studio Codeとは、Microsoftが開発したエディタです。
略して「VSCode(ブイエスコード)」と呼ばれています。
PHP開発はこのVSCodeだけあれば充分にプログラミングできます。
Windows10 標準の「メモ帳」でもPHP開発できますが、ソースコードに色がついていなかったり、複数ファイルを開いているとどのファイルを表示しているか分からなったり色々と不便です。
その点、VSCodeであれば、初めから色んな機能がついていますので効率よく開発できます。
インストールは簡単ですので、これを機会に使ってみましょう。
Visual Studio Codeのインストール手順
Visual Studio Codeをダウンロード
ますはじめにVSCodeのインストーラーをダウンロードしましょう。
Visual Studio Codeのサイトにアクセスして「Download for Windows」ボタンをクリック。

すると「Getting Started」の画面に移動して自動的にVSCodeUserSetup-x64-1.50.1.exeのダウンロードが始まります。

Visual Studio Codeをインストール
ダウンロードしたexeファイルをクリックします。
「使用許諾契約書の同意」画面
左下の「同意する」を選択して「次へ」ボタンをクリック。

「インストール先の指定」画面
そのまま「次へ」ボタンをクリック。

「スタートメニューフォルダの指定」画面
そのまま「次へ」ボタンをクリック。

「追加タスクの選択」画面
何かとエクスプローラのコンテキストメニューからVSCodeを使いますので、次の2つのチェックボックスにチェックを入れて「次へ」ボタンをクリックします。

「インストール準備完了」画面
「次へ」ボタンをクリック。

「インストール状況」画面
インストール中・・・

「Visual Studio Code セットアップウィザードの完了」画面
「完了」ボタンをクリック。

VSCode が起動されます。

VSCode のインストールが完了しました。
このままでも大丈夫ですが、せっかくなので日本語化とプラグインを入れてみましょう。
Visual Studio Codeを日本語化
VSCodeのデフォルトは英語ですので、日本語化したい場合は設定が必要です。
ここでは日本語化の手順を解説します。
まず、メニューバーで「View」→「Command Palette…」をクリック。

テキスト入力が出てくるので「config」を入力して「Configure Display Language」をクリックします。

「Install additional languages…」をクリック。

左に拡張言語パックが出てきますので、
「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」をクリック。

右下の「Restart Now」をクリックしてVSCodeを再起動します。
(出てこない場合は「×ボタン」をクリックして起動しなおしてください)

VSCode の日本語化ができました。

PHP Intelephenseプラグインをインストール
最後に、PHP Intelephenseプラグインをインストールします。
PHP Intelephenseプラグインを入れておくと、次のようなことができるようになります。
- F12キーで別ファイルでもコードジャンプしてくれる
- ソースコード解析をして実行前にエラーを表示する
- 未使用な変数を強調してくれる
PHP開発するのにかなり便利なプラグインですので、一緒にインストールしておきましょう。
インストール手順
PHP Intelephense プラグインをインストールするため、次の手順を行ってください。
- ① Marketplaceボタンをクリック
- ② 出てきた入力テキストボックスに「php」を入力
- ③ 「PHP Intelephense」のインストールボタンをクリック

設定する
PHP InteliphenseプラグインとVSCode標準機能が重複する部分があるので、VSCode側の設定を無効にします。
重複すると何がイケないのかといいますと、
例えば「php.suggest.basic」が有効なままだと、コード補完が重複して出てきてしまいます。

「php.suggest.basic」を無効にすると、PHP Intelephenseだけ表示されるようになります。

それでは設定手順にいきましょう。
VSCode メニューバーから「ユーザー設定」→「設定」をクリック。

設定タブが開いたら、右上にある「設定(JSON)を開く」アイコンをクリック。

次の内容を追記してください。
"php.validate.enable": false, "php.suggest.basic": false, "php.validate.executablePath": "C:\\xampp\\php\\php.exe",
各それぞれの設定値は次の内容となります。
項目名 | 内容 |
---|---|
php.validate.enable | VSCode標準のコード補完「有効/無効」を切り替える。 |
php.suggest.basic | VSCode標準のPHPコード検証機能「有効/無効」を切り替える。 |
php.validate.executablePath | PHPコードの検証で使用するPHPコマンドのパス。 PHPのコードに間違いがあるとき注意してくれる。 |
これでPHP Intelephenseプラグインのインストール・設定は完了です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はVisual Studio CodeをインストールしてPHP開発に必要なエディタを用意しました。
海外製なので日本語に対応するには設定が必要ですが、簡単に設定できたかと思います。(他の海外製エディタの場合は日本語設定が大変だったりします。)
これでPHP開発がスムーズにできると思いますので、どんどんPHPを動かして学習していきましょう!
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